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【論文発表】病理学Ⅰ/武田はるな助教による論文「トランスポゾンを用いた大腸がんの悪性化にかかわる遺伝子のスクリーニング」がNATURE GENETICS誌に掲載されました

 大腸がん形成に関わる遺伝子を同定することを目的に、我々はマウス生体内においてランダムに遺伝子変異を引き起こすことのできるSleeping Beautyトランスポゾン挿入変異スクリーニングシステム(以下、SBスクリーニングシステム)を用い、腸に腫瘍形成を誘導した。これらの腫瘍から得られたゲノムをシークエンスし、挿入変異の部位を特定することで、1333個の大腸がん形成に関わる候補遺伝子を同定した。更に、6つのがんの悪性化に関わる遺伝子を絞り込んだ。また、スクリーニングより得られた遺伝子の一つをがん化能に関し機能的に評価することで、新規の大腸がん抑制遺伝子(ZNF292)を同定した。

「トランスポゾンを用いた大腸がんの悪性化にかかわる遺伝子のスクリーニング」


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