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【論文発表】総合医学研究所 田崎隆史准教授の「The N-recognin UBR4 of the N-end rule pathway is targeted to and required for the biogenesis of the early endosome」がJournal of Cell Science誌に発表されました。
N-end rule経路は、タンパク質のN末端アミノ酸残基を不安定化シグナル(N-degron)とするタンパク質分解経路である。N-degronは特異的な酵素(N-recognin)によって認識され、ユビキチン―プロテアソーム系もしくはオートファジー系によって処理される。N-recogninに中でUBR4は分子量570 kDaの巨大タンパク質である。本研究では、UBR4が、初期エンドソームの成熟経路およびエンドサイトーシスによって取り込まれた物質の分解系に重要であることを示した。また、9,591種類の薬物をスクリーニングし、UBR4に結合し初期エンドソーム成熟経路を阻害する可能性のある低分子薬物を同定した。詳細はこちら