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【論文発表】呼吸器外科 本野望(学内講師)らの論文"Low-dose indocyanine green fluorescence-navigated segmentectomy: prospective analysis of 20 cases and review of previous reports"がJournal of Thoracic Disease誌に掲載されました。

Nozomu Motono, Shun Iwai, Aika Funasaki, Atsushi Sekimura, Katsuo Usuda, Hidetaka Uramoto.Low-dose indocyanine green fluorescence-navigated segmentectomy: prospective analysis of 20 cases and review of previous reports.J Thorac Dis. 2019;11(3):702-707.
論文内容
GGN主体の非浸潤性や小型の非小細胞肺癌に対し,区域切除が選択される場合がある.我々の施設では低用量のICG静注 (5mg/body)による区域間同定法を積極的に施行しており,その安全性および有用性について検討した.区域同定率は90%で,ICG投与に関連する有害事象は認めなかった.これまでの報告では,ICGの投与量は0.25-5mg.kgであり,体重 60kgとした場合は15-300mgのICGが必要となる.しかし,本研究では低用量のICG静注でも十分な区域同定が可能であることを証明した.

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