bulletin2021_1
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SCHOOLOF NURSING■教育課程の編成・実施方針(Curriculum Policy) 金沢医科大学看護学部看護学科では、教育理念と教育目標を受け、ディプロマ・ポリシーを達成するために、学修科目を『人間学領域』、『医科学領域』、『看護学領域』に区分し、カリキュラムを編成している。 1)『人間学領域』には、多様な文化・社会・価値観をもつ対象を尊重できる人間性、看護専門職としての倫理観、看護専門職   に必要な生涯学習能力を修得することをねらいとした科目を1年次と2年次に配置している。Ⅰ.豊かな人間性と倫理観Ⅱ.看護学の知識と技術、および実践力Ⅲ.地域志向を視野に入れた専門性の獲得Ⅳ.生涯学習能力Ⅴ.国際的視野の獲得29看護師国家試験受験資格(全員)保健師選択コース(選択制50名)助産師選択コース(選択制10名)資 格看護師国家試験受験資格   保健師国家試験受験資格看護師国家試験受験資格   助産師国家試験受験資格1.多様な文化・社会・価値観をもつ人々を尊重する豊かな人間性を身につけている。2.対象の権利を尊重し、擁護することができる。3.看護専門職としての倫理に基づき行動する態度・志向性を備えている。1.対象の健康課題を解決するために必要な知識と技術を身につけている。2.対象と援助的コミュニケーションを発展させ、援助的関係を形成できる能力を身につけている。3.看護実践に必要となる科学的根拠に関する情報を検索し、批判的に吟味する能力を身につけている。4.科学的根拠に基づき、多職種と協働して看護を実践する能力を身につけている。5.自ら行った看護実践を振り返り、評価する能力を身につけている。1.対象の生活・文化・環境・社会資源の特性を捉える能力を身につけている。2.医療・保健・福祉領域の関係職種の機能や役割を理解し、専門性を尊重する態度を身につけている。3.関係する多職種と看護職者として情報共有・相談のための適切なコミュニケーションを図り、看護の専門性を発揮でき  る能力を身につけている。4.社会の変動に関心をもち、看護に求められる機能や役割を考察する能力を身につけている。1.看護専門職の成長に必要な批判的分析力、論理的思考力、情報活用力を身につけている。2.看護専門職として向上するために、自己の課題を見出し、課題に向けて取り組む能力を身につけている。3.看護専門職として生涯にわたり、学習を継続し、成長していくために、長期的展望に立ち、自己学習計画を遂行するた  めの自己管理能力を身につけている。1.国内外の保健・医療・福祉に関する諸問題に興味をもち、動向を把握する能力を身につけている。2.文化・習慣・言語の違いを持つ対象に、尊重した看護を実践する能力を身につけている。Educational Objectives教育目標 確かな理論・技術とともに、豊かな人間性と高い倫理観を備え、医療・保健・福祉領域で活躍できる看護専門職者を育成する。また、看護学ならびに社会の発展に貢献し得る人材を育成する。1.豊かな感性と教養、および、高い倫理観を養う。2.看護専門職に必要な知識・技術・態度を修得し、看護を実践する能力を養う。3.複雑多様化する社会や医療の進歩に伴い、多職種と協働し、看護の専門性を発揮できる能力を養う。4.生涯にわたって看護の専門性を深める自己開発能力を養う。5.看護専門職として国際的な視野をもち、看護が実践できる。授与される「学位」と「資格」 学 位4年間の学士課程の修了により卒業時に「学士(看護学)」の学位が授けられる。■ 学位授与方針(Diploma Policy) 看護学部では、教育理念および教育目標に基づき、卒業時に以下を身につけていることを、学士(看護学)の学位授与の条件とする。

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