bulletin2021_1
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ANATOMYCENTER 4040「チュルプ教授の解剖学講義」(模写)アナトミーセンター外観 医学を志して最初に学ぶのが解剖学であり、医師となる礎であるとともに、終生深い関わりを持つことにもなる。 2011年2月に竣工したアナトミーセンターは、3階建総床面積約1800㎡、正面はガラス張りで清新な外観の建物。1階は主として法医解剖室、2階は解剖に関する展示室、処置室、研究室、3階は系統解剖学の実習室となっている。 建物正面の壁面にはレオナルド・ダ・ヴィンチ「ヴィトルヴィウス的人体」が描かれている。また、1階のホール壁面にはレンブラント「チュルプ教授の解剖学講義」、3階実習室のラウンジには前田青邨「腑分」の本学美術部学生による模写が掛けられており、本学の建学の精神である「生命への畏敬」を学生の心に強く意識させる。 3階の学生実習室には環境ホルムアルデヒド濃度を法定基準値以下に管理するための空気浄化システムが完備され、また、AV機器も充実しており、機能的には最高の勉学環境が整えられている。窓越しの北西に日本海、南東に河北潟を臨む解剖実習室の立地は他に類を見ない高質のアメニティを提供している。充実した学習環境アナトミーセンターANATOMY CENTER

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