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ACADEMICRESEARCHACTIVITIES ■ スーパーサイエンス・ハイスクール(金沢医科大学プログラム) 文部科学省よりスーパーサイエンス・ハイスクール(SSH)の指定を受けた高等学校および中高一貫教育校では、科学技術系人材の育成のため、理数系教育に重点をおいた研究開発が行われており、独自のカリキュラムによる授業や、大学・研究機関等との連携、海外研修等様々な取り組みを行っている。 本学においてもSSH指定校である石川県立七尾高等学校2年生医療系進学希望者を対象とした高校生のための医学の魅力講座(金沢医科大学プログラム)を設けている。本講座は、最先端医療に関する講義や医療技術の体験実習を通して、医学の魅力を高校生に知ってもらうことを目的としている。47ひらめき☆ときめきサイエンススーパーサイエンス・ハイスクール 本学は、医学部、看護学部、大学院、一般教育機構、金沢医科大学病院および金沢医科大学氷見市民病院、ならびに附属研究所である総合医学研究所と能登北部地域医療研究所からなり、2021年5月現在で、教授121名、准教授62名、講師65名、助教243名の専任教員を擁し、診療活動や教育活動と並行して最先端の研究に日夜精力をつぎ込んでいる。また、その活動の成果は、「研究者データベース」に集約され、インターネットで公開している。Academic Research Activities学長のリーダーシップに基づく研究経営 科学・技術の進歩はアカデミアにおける学術研究の多様性に負うところが大きい。本学においても各講座等にて独創的な研究がなされることで、研究の多様性が担保されている。その一方で、本学では学長のリーダーシップに基づく研究経営の一環として全学的な研究事業が学内研究者および研究支援者の参加を得て推進されている。 現在、学長の主導により推進されている細胞治療プロジェクトでは、2015年4月に本学病院に設置された再生医療センターを研究の基盤的施設と位置づけ、さらに共同利用センターの設備等を最大限に活用しながら研究および社会との連携を効率的に推進することを目指している。また、デザイン・マネージメントチームを組織して、学内公募による「テーマ指定型研究」を推進しており、先進的医療を身近なものとして実用化する「細胞治療イノベーション」のための研究シーズとして、第一期の研究課題(13課題)が2017年度から開始されている。このうちのいくつかについては、細胞治療プロジェクトの事業期間中にも実用化に向けた成果が得られる見通しとなっている。さらに国際共同研究や橋渡し研究の体制整備が進んでいる。 2018年4月にはゲノム医療センターが設置され、細胞治療プロジェクトがゲノム医療と連動してさらに発展するよう、戦略的な取り組みが行われている。 また、2021年度には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止と終息を目指し、「KMU指定プロジェクト〔COVID-19〕」の研究を開始した。科学する心の育成に向けて■ ひらめき☆ときめきサイエンス 小学生・中学生・高校生に科学研究費助成事業(KAKENHI)による研究成果をわかりやすく紹介することを通じて、大学が推進している内容と日常生活との関わりや学術の意味について理解を深めてもらうことを目的に、2005年度から独立行政法人日本学術振興会が研究成果の社会還元・普及事業として企画している。このプログラムに本学は2008年度から参画してきたが、参加申込みはいずれも定員を上回るほどの人気がある。

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