bulletin2021_1
57/88

UNIVERSITYLIBRARY 55木曜日・金曜日は深夜まで開館図書館蔵書開館時間 月曜日〜水曜日 9 時〜 21 時木曜日〜金曜日 9 時〜 23 時 土曜日 9 時〜 17 時休 館 日 日曜、祝日、毎月末日開学記念日(6月1日) 8月13日〜8月17日、12月27日〜1月4日 地上2階地下1階の瀟洒な建物の中に、医学領域の専門書、学術雑誌を中心に、約19万冊の図書館資料を所蔵している。一方、電子リソースの導入も進めており、約6,600タイトルの電子ジャーナルがネットワーク上で利用でき、学習、研究、臨床に活用され、医学図書館としての役割を担っている。University Library医療者に 研究者に 学生に 価値の高い情報を提供 本学図書館は、キャンパスの中央に位置しており、医学教育・研究および診療活動にとって不可欠の情報機関として重要な役割を果たしている。■ 情報の拠点としての図書館 情報を取り巻く環境は、従来の紙媒体による情報から、インターネット等の普及による電子媒体での情報に大きく様変わりしている。学内LANからインターネットにアクセスするWeb検索では、データベースの検索結果から電子ジャーナルの全文記事にリンクするなど、シームレスな情報サービスを実現している。 図書館の使命は、情報の拠点として学術情報を提供し、教育・研究・診療をサポートすることであり、大学における重要な存在として位置づけられている。■ 充実した文献検索サービス 教育・研究・診療の場において、医学文献情報の流通にかかわる図書館の役割は重要であり、その文献情報の検索にPubMed、CINAHL、医中誌Web、Web of Science、Cochrane Libraryなどのデータベースの利用が進んでいる。データベース検索は、学内LANからインターネットにアクセスするWeb検索が中心であり、電子リソースが互いにリンクされることにより、より効率的な情報収集が可能となっている。 2005年から図書館システムLIMEDIOが導入され、学術情報のより効率的な収集と提供が可能になった。このシステムは、国立情報学研究所の総合目録システムと相互貸借システムに接続されており、全国の大学図書館と目録情報を共有し、協力関係がより強固なものとなっている。■ 全国ネットの図書館相互協力 1976年から日本医学図書館協会の正会員となり、全国の加盟各館と緊密な協力関係を築き、医学文献の貸借や情報交換を軸に相互に医学図書館機能を補完しあって利用者サービスの向上に役立てている。 1995年には学術情報ネットワークNACSISに接続して、国内主要大学図書館ともコンピュータを介して連携できるようになり、より広範囲に価値の高い情報を利用者に提供している。

元のページ  ../index.html#57

このブックを見る