medicine2020
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Kanazawa Medical University School of Medicine7教 員金沢医科大学 腎臓内科学准教授 足立 浩樹(1999年卒業、岐阜県出身)腎臓内科では重症患者さんの診療に携わることが多く、先を見据えた適切な治療が必要となります。一人でできることは限られるため、治療は多職種から協力を得るチーム医療で行います。患者さんに最新で最善の医療を提供するためには、常に情報を収集し、自分自身をアップデートし続けることが不可欠です。心を尽くした医療の実践を心がけています。医師は病気を診るのではなく、人を診る仕事です。診療を通して、患者さんの人生にも関わるのですから、それを思いやる対応が求められます。私は大学で講義、実習を担当していますが、学生には「全力を尽くしなさい。患者さんを親だと思いなさい」と伝えています。医療に、そして人に尽くすことは医師に必要な態度であり、それができてこそ患者さんに心から信頼されるのだと思います。金沢医科大学 肝胆膵内科学教授(講座主任) 土島 睦(1985年卒業、青森県出身)常に情報収集し、自分自身をアップデートし続ける

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