４ 年3月2月1月9月8月7月6月5月4月医師としての資格がない学生が患者さんの協力を得て臨床実習に参加するために、事前に学生の能力と適正を評価することが求められます。第3学年で実施する共用試験CBTとOSCEは、公益財団法人医療系大学間共用試験実施評価機構により実施される総括的試験です。学生が臨床実習を始める前に備えるべき必要最低限の総合的知識をCBTで、基本的臨床技能と態度をOSCE（客観的臨床能力試験）で評価します。共用試験合格者には機構からスチューデント・ドクター認定証が交付されます。医療チームの一員として行動し、厳しい条件が付されるものの、指導医の立ち会いのもとに、患者さんに対して定められた医療行為を行うことができます。本学では、人間形成を重視しつつ実習を通じて症例経験を積み、医師に求められる基本的知識と態度、そして臨床能力を修得していきます。10月11月12月後期授業開始正しい医学知識を修得するとともに、基礎医学・臨床医学知識を定着させ、さらに応用力を向上させるべく、臨床各科がそれぞれの領域で国家試験を重視した、重要な症候・疾患を講義テーマとして開講します。これまでに修得した知識・技術・態度をもとに、基本的臨床能力を修得します。第4学年では各診療科を少人数で回り、医療スタッフとともに診療の一部に参加しながら診療行為の基礎を学びます。学生個々の習熟度を確認するため、進級試験を実施します。19Student’s Voice前期授業開始クリニカルスキルアッププログラムこれまで積み上げてきた基礎に第5学年 関 大了（千葉県出身）臨床力が加わり、学びを深めるオンラインによる授業が増え、人と会う機会が少なかったのは残念ですが、その分時間にゆとりをもって勉強に取り組めたと思います。学習内容がそれまでの基礎から臨床へと移行する時期で、一段と実践的な学びが多くなり、全員に配付された自分のイニシャル入りの聴診器を手にした時には身が引き締まる思いでした。指導教員の先生や教務部長のサポートのおかげで、大きな目標としていた共用試験に合格でき、大学病院で診療参加型の実習に参加できるようになったことで興味のある分野も生まれ、自分が医師となって働く未来像へのイメージが膨らみました。共用試験（CBT/OSCE）スチューデント・ドクター（SD）診療参加型臨床実習（ローテーション制）標準試験（進級試験）
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