金沢医科大学 医学部案内2023
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KMUの伝統ともいえる手厚い支援体制で充実した大学生活を過ごす学生支援学 長副 学 長Close Up学力不足により留年した低学年の学生に対しては、通年(夏・冬休暇期間を除く)授業時間外に毎週 1~2 時間、基本的知識の最低限の定着と臨床医学に対する動機付けを目的とした「低学年強化教育」を実施しています。また、定期的な面談を実施することによって学習上の悩みや不安の軽減・解消を図っています。高学年の成績低迷学生に対しては、指導教員制度とは別に、本学卒業生を中心とした臨床教育担当教員からなる指導チームを編成し、より細かな個別サポートができる体制を整えています。医師国家試験対策センター国試対策委員会教育学習支援センター臨床教育担当教員医師国家試験は、2日間で臨床・一般・必修を合わせて400問構成という過密日程に加え、年々難易度も上昇しており、合格には入念な準備が必要です。本学では医師国家試験に関連する3つの機関(医師国家試験対策センター、教育学習支援センター、国試対策委員会)が連携し、合格を支えます。国試合格のため、特に第6学年に対しては手厚いサポート体制を整えています。本学では臨床教育担当教員制を導入しており、学内試験や模擬試験の成績を分析し、個別面接で学習方法の改善指導を行います。また、専門の教員スタッフによる指導に加え、学力の定着を図るため、自学自習の成果の目安として確認テストなど、学力の変化を的確に把握した上で適切な指導を行っています。第4~6学年にはオンライン講座を提供し、定期的に模擬試験を実施します。国試対策が本格化する第5学年からは臨床講義を受講できます。さらに、より一層の努力を要する学生に対しては、夏期と年末年始に強化合宿を行うなど、学習面と精神面の双方における特別指導を行っています。22全学的な国家試験対策着実にステップアップ学習サポート国試対策

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