金沢医科大学 医学部案内2023
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本院の初期・後期臨床研修の特長として、● 地域における大学病院の特色を生かした研修が可能 ● 研修修了後には専門領域の場への導入がスムーズに行われる ● 本院をはじめ全国の連携施設で多彩な疾患群を経験できる● 女性医師のワークライフバランスを重視した制度の充実など、多くのメリットがあります。臨床キャリアを積んで各スペシャリティ領域の専門医や指導医、さらにスーパースペシャリティを目指す道を拓き、大学で教育・研究を続ける、そして講師、准教授、教授を目指すなど、将来に向けて多彩な選択肢が用意されています。● 3つのプログラムを設置し、バリエーション豊富な研修コースを用意初期臨床研修医 2年次池淵 文香大阪府出身。2021年に本学を卒業。その後、初期臨床研修医として金沢医科大学病院に勤務する。31悩んだときも救い上げてくれるあたたかさ卒業後に新しい環境に飛び込むより、快適に過ごした医学生時代と同じ環境で医師人生を始めるほうが自分に合っていると思いました。1年目はさまざまな診療科をローテートし、医師としての基礎を幅広く修得できました。その反面、研修医としての日々は、学生時代とは比べものにならない責任感を伴い、そのプレッシャーに押しつぶされそうになったこともありました。そんなときも指導医の先生をはじめ、学生時代からお世話になってきた先輩方が親身になって支えてくれました。指導医の先生は年齢も近いので、なんでも相談できる頼もしい存在です。本院は女性医師へのサポート体制も充実していて、仕事と家庭を両立させながら活躍する先輩たちの姿に未来の自分を重ね合わせたり、アドバイスをもらうこともあります。恵まれた環境に大満足研修医室に個人デスクがあり、自席に戻ると緊張感から解放されほっとします。最新医療機器をすぐに利用できる環境や研修医を全面的にサポートしてくれる専任スタッフも心強いですね。現在は、病院から徒歩で5分ほどの寮「レジデントハウス」に入居しています。部屋はきれいで広く、セキュリティも万全。家賃が驚くほど安く、水道代やインターネット料金が無料なのも助かります。なにより入居者が自分と同じ研修医で、互いに励まし合える環境にとても満足しています。指導医との距離が近く、母校ならではの安心感初期・後期臨床研修プログラムVoice

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