金沢医科大学 看護学部案内2023(WEB)
16/32

ical NurseSurgPublic Health NursWard NurseWaerd Nurse金沢医科大学病院中央手術部 勤務 丸山 喜広さん2010年度卒業金沢医科大学病院 勤務 山路 朋子さん2010年度卒業 / 2018年度大学院看護学研究科修了東京都立小児総合医療センター 勤務 山田 由華子さん2016年度卒業能美市役所健康福祉部健康推進課 勤務 倉井 佑梨子さん2020年度卒業手術室看護師日々の業務では、優先順位を決めて行動することが求められるため、病院実習での看護展開の経験が役立っています。2020年度特定行為看護師研修を修了し、周術期の麻酔管理を麻酔科医師と共に行えるようになりました。「看護師になってからがスタート」、学生の時に先生に言われた言葉が印象に残っています。周術期管理チームの中心メンバーとして積極的に関わり、後輩の育成や手術室全体のスキルアップに貢献し、安全な周術期医療・看護を提供したいと思います。病棟看護師大学で印象深かった学びは在宅看護や地域看護の実習です。地域の患者さんの生活を目のあたりにすることで、退院後の暮らしの中で健康管理を続けてもらうための看護の必要性を感じ、大学院では退院支援について研究論文をまとめました。今後も時代の流れに適応しながら、患者さん一人ひとりに合わせた看護を提供し続けたいと思います。また、理想とする看護ケアを追求するため、管理的な立場からも看護を考えられるようになりたいです。病棟看護師小児専門病院のPICU※1には重症小児患者さんが多く入室しています。不安や恐怖、悲嘆を感じている患者さんやご家族に寄り添い1番の味方であるよう努めています。日々の関わりの中で、急性期看護の重要性を学びました。特に災害時は、限られた医療物資の中で最大限の医療を提供すること、素早い判断力が求められるため、現在の仕事で学んだことを生かし、将来的にはDMAT※2に所属し災害医療に貢献できる看護師になりたいです。※1 PICU(Pediatric intensive care unit:小児集中治療室) ※2 DMAT(Disaster medical assistance team:災害派遣医療チーム)保健師主に成人保健分野で特定健診・保健指導等を担当、新生児訪問や乳幼児健診、特定保健指導を通して、幅広い年代の方の相談や指導を行っています。人はそれぞれ悩みの内容や捉え方が異なるため、一人ひとりへの対応が難しく悩むこともありますが、先輩方に相談しながら、日々の業務を行っています。悩みを抱えている方に、少しでも寄り添った支援を行うために、その人の背景にあるものを大切にしながら話を傾聴し、市民の皆さんに頼りにされる保健師を目指しています。MESSAGES FROM GRADUATES手術室全体のスキルアップに貢献したい在宅看護の実習で得た視点が今に生かされる患者さんやご家族の一番の味方でありたい一人ひとりに寄り添った支援を卒業生メッセージ

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る