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TAFRO症候群
金沢医科大学病院では、新らしい病気TAFRO症候群、あるいはそれに類似したキャッスルマン病の患者さんの調査研究を行っています。このような研究は倫理委員会の審査を受け、承認された後に関連の研究倫理指針に従って実施されます。
研究参加期間:倫理委員会審査承認後(2013年9月18日)~2023年12月31日
研究タイトル | 新規疾患;TAFRO症候群の疾患概念確立のための多施設共同後方視的研究(UMIN000011809) |
研究目的 | 2010年に新しい疾患概念;TAFRO症候群(血小板減少, 全身浮腫胸腹水, 発熱, 骨髄線維症, 肝脾腫)が報告されたが、まだ新しい概念であるため、その発生率、症候、臨床経過(治療反応も含む)などまだ不明な点も多い。そこで、TAFRO症候群の疾患概念の確立のために、まず本邦におけるTAFRO症候群および類似のキャッスルマン病の発症につき、協力の得られる施設から後方視的にデータを収集する。 |
研究意義 | これまで疾患概念がなかったために診断や治療に難渋していた例が多かったが、まず本疾患概念を確立することで、将来的にその診断基準と治療指針の確定に結びつく。 |
対象・研究方法 | 全国的な多施設共同研究として、TAFRO症候群(疑い例も含む)、キャッスルマン病の症例を登録いただき、臨床データおよび病理所見等を収集し、統計学的に解析する。 |
研究機関名 | 金沢医科大学病院 他(全国の大学病院および大〜中規模病院に協力を募る) |
個人情報の取り扱い | 検査データ・その他は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。 |
その他 | この研究のために、患者さんに新たな検査や費用が追加されることは一切ありません。また、本研究としては治療方針には介入ぜず、治療は各施設の担当医の判断に委ねられます。
研究によって得られた知的財産の所有権は研究組織および研究者に属します。 |
上記期間中に当該疾患と診断受けられた患者さんで、ご自身の検査結果などの研究使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。ご協力よろしくお願い申し上げます。
問い合わせ先
研究責任医師:正木康史
金沢医科大学病院 血液免疫内科
住所:石川県河北郡内灘町大学1-1
TEL 076-286-2211(内線:3516) FAX 076-286-9290
※ご連絡の際には、お名前/金沢医科大学病院の診察券番号/拒否する研究のタイトルをお知らせください。