平成30年度 金沢医科大学氷見市民 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 58 25 35 57 107 167 507 915 1137 450
氷見市は、人口に占める65歳以上の方の割合が35%超と高齢化が非常に進んでおり、当院の退院患者数もそれを反映しています。80代の患者さんが最も多く、70代、60代と続きます。一方で90歳以上の方が回復して退院されることも多く、高齢の方が元気な都市と言えます。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 71 25.69 20.92 16.90% 85.70
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 36 23.86 17.66 8.33% 82.03
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病名なし 31 16.42 12.58 6.45% 82.13
100380xxxxxxxx 体液量減少症 21 9.67 9.12 9.52% 84.00
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし A-DROP スコア1 19 12.74 13.46 0% 85.16
内科で最も多い入院患者さんは、誤嚥性肺炎です。当院においては積極的にリハビリを行い廃用や合併症予防に取り組んでいます。平均在院日数については、高齢化率が高いという地域性も影響し全国平均より長くなっています。当院の内科は、高齢者を専門に診察する「高齢医学科」と内科全般を担当する「総合診療科」の患者が主です。他の診療科と比較して平均年齢が高いため、誤嚥性肺炎の占める割合が非常に高くなっています。
他院へ転院する患者さんの割合が高めですが、リハビリと連携して在宅へ復帰できるように支援を行っています。

整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 59 64.53 26.30 3.39% 82.86
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病名なし 44 43.32 19.61 4.55% 82.16
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 18 33.44 22.27 0.00% 66.00
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 17 6.94 5.68 0.00% 61.53
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 17 46.00 24.26 0.00% 78.41
当院の整形外科で最も多い入院患者さんは、大腿骨の骨折です。
高齢化が進む地域の中核病院であるため、平均年齢は80歳超と非常に高齢者の割合が高くなっています。
しかしながら、転院率は非常に低く、多くの方がリハビリを経て在宅へ復帰されています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置1あり 手術処置2なし 30 5.53 3.43 0.00% 73.10
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 25 23.08 20.92 28.00% 86.20
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 18 16.83 17.66 5.56% 83.28
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術処置2なし 12 25.25 19.06 0.00% 77.67
100380xxxxxxxx 体液量減少症 - - 9.12 - -
呼吸器内科で最も多い入院患者さんは、肺の悪性腫瘍です。患者さんの平均年齢が高く、入院期間も長めですが、手術、化学療法、リハビリを併用し多くの方が在宅へ復帰されています。
2位は誤嚥性肺炎です。他の疾患と比較しても、平均年齢がとても高くなっています。専門科であり、より重篤な方が多く入院されるため入院期間は長くなっていますが、リハビリの積極的な介入によって多くの方が在宅へ復帰されています。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病名なし 59 2.20 2.67 0.00% 70.71
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 24 10.38 4.96 0.00% 78.54
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 12 10.92 7.30 0.00% 58.42
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 11 11.73 6.52 0.00% 60.27
060220xx97xxxx 直腸脱、肛門脱 手術あり - - 9.78 - -
消化器外科で最も多い入院患者さんは、小腸大腸の良性腫瘍です。当院では、早期のポリープに対して内視鏡を使用した切除術を行っています。クリニカルパスという治療計画に沿って治療を行っており、患者さんの負担が小さく、短期間で退院することができます。消化器外科は上記以外にも胃、肝臓、膵臓など診療内容が多岐にわたるため、件数が少なめになっています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病名なし 159 2.00 2.67 0.00% 68.81
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術処置2なし 13 12.46 8.52 0.00% 74.54
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術処置2なし 13 12.85 8.93 0.00% 71.62
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし - - 10.58 - -
060035xx04xx0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病名なし - - 4.56 - -
消化器内科で最も多い入院患者さんは、小腸大腸の良性腫瘍です。当院では、早期のポリープに対しては、内視鏡を使用した切除術を行っています。クリニカルパスという治療計画に沿って治療を行っており、患者さんの負担が小さく、短期間で退院することができます。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 193 2.04 2.84 0.00% 77.05
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術処置2なし - - 3.15 - -
020250xx97xxxx 結膜の障害 手術あり - - 3.37 - -
020210xx01x0xx 網膜血管閉塞症 増殖性硝子体網膜症手術 手術処置2なし - - 10.78 - -
020220xx97xxx1 緑内障 手術あり 両眼 - - 11.97 - -
眼科で最も多い入院患者さんは、白内障です。クリニカルパスという診療計画に沿って治療するため、1泊2日でほぼ全ての方が退院されています。当院は高齢の患者さんが多いため、白内障手術の件数が多くなっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 24 9.63 7.35 4.17% 66.42
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 20 34.75 18.72 10.00% 71.40
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし 11 5.82 9.69 0.00% 77.64
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術処置1なし 手術処置2-2あり 定義副傷病名なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 11 52.18 16.16 9.09% 78.55
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術処置2なし 定義副傷病名なし 11 28.09 11.80 0.00% 80.00
脳神経外科で最も多い入院患者さんは、頭蓋内損傷です。次いで非外傷性頭蓋内血腫が多いです。
当院は高齢の患者さんが多く、入院期間も長くなっていますが、症状安定後早期からリハビリを開始することで多くの方が在宅へ復帰されています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 38 26.95 17.66 2.63% 83.39
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術処置1-1あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし 24 3.25 3.01 0.00% 68.50
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術処置1なし、1,2あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし 14 10.71 4.47 0.00% 75.21
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術処置1なし、1,3あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし 11 20.91 11.01 0.00% 83.27
050130xx99020x 心不全 手術なし 手術処置1なし 手術処置2-2あり 定義副傷病名なし - - 24.68 - -
循環器内科の多い入院患者さんは、心不全、狭心症・慢性虚血性心疾患です。
特に心不全では高齢の方が多く、重症となりやすく、入院期間が長くなる1つの要因と考えられます。
氷見市は漁港を有する漁師町で塩分の摂取量が多い傾向にあり、循環器系疾患が比較的低年齢から発症する要因と考えられ、経時的に重症化していくと思われます。軽症の心不全では、短期で在宅に復帰される方も多くいます。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし 17 16.06 12.05 11.76% 75.88
110280xx03x0xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 手術処置2なし 10 2.00 5.09 0.00% 71.90
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術処置2なし 定義副傷病名なし - - 20.92 - -
110280xx99020x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術処置1なし 手術処置2-2あり 定義副傷病名なし - - 8.77 - -
110280xx97x10x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 その他の手術あり 手術処置2-1あり 定義副傷病名なし - - 21.16 - -
当院の腎臓内科では、人工透析を行っています。人工透析を導入する際に「シャント」と呼ばれる血管を作成しますが、長期にわたって透析を続けるとシャントに血の塊ができて目詰まりを起こすことがあります。その詰まりを取り除くための入院が多くなっています。また、平均年齢が高い事もあり平均在院日数は長めになっております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術処置1あり 定義副傷病名なし 32 2.00 2.53 0.00% 73.53
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術処置1なし 手術処置2なし 21 8.57 7.20 0.00% 81.00
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 手術処置1なし 定義副傷病名なし 17 2.06 2.72 0.00% 55.29
11022xxx99xxxx 男性生殖器疾患 手術なし - - 9.02 - -
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術処置1なし 定義副傷病名なし - - 5.62 - -
泌尿器科で最も多いのは、前立腺癌疑いのために前立腺針生検をされる検査入院の患者さんです。
3位についても、尿路結石の治療である体外衝撃波破砕術(ESWL)での短期入院患者さんとなっています。前立腺針生検、体外衝撃波破砕術(ESWL)ともにクリニカルパスを使用しており、1泊2日でほぼ退院できています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 40 9.43 8.98 0.00% 72.85
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術処置1なし 29 12.00 12.51 0.00% 64.14
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 手術処置1なし - - 10.65 - -
080090xxxxxxxx 紅斑症 - - 10.07 - -
080080xxxxxxxx 痒疹、蕁麻疹 - - 6.36 - -
皮膚科で最も多い入院患者さんは帯状疱疹です。平均年齢は高めですが、全国的な平均と差のない入院期間で退院できています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 30 2.03 2.85 0.00% 65.67
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術処置2なし 10 13.00 12.01 0.00% 76.20
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術処置1なし、1,3あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし - - 11.01 - -
050170xx03000x 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術処置1なし、1あり 手術処置2なし 定義副傷病名なし - - 5.50 - -
050170xx99001x 閉塞性動脈疾患 手術なし 手術処置1なし 手術処置2なし 定義副傷病名あり - - 18.71 - -
心臓血管外科で最も多い入院患者さんは、静脈・リンパ管疾患です。当院では、下肢静脈瘤のレーザー治療を行っており、従来の手術と比較して患者さんの負担が小さく短期で退院できます。2位以下では大動脈瘤等が挙がっていますが、当院の外科系診療科は専門分野に関わらず多岐にわたる疾患を受け持つため、件数が少なめになっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - 13 10 1 7
大腸癌 - - 14 - - - 1 7
乳癌 - - - - - - 1 7
肺癌 - - - 15 33 - 1 7,8
肝癌 - - - - - - 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院では、胃癌・肺癌の患者さんを多く診療しています。特に、胃癌・大腸癌・肺癌の患者さんが多くなっています。 
どの部位の癌も、手術や抗がん剤での治療、緩和ケアなど、患者さんの状態や社会的背景等を考え、それぞれの患者さんに応じた治療が提供できるよう努めています。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としております。(ハイフン”-”表記)
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 12 9.83 60.67
中等症 104 15.85 82.88
重症 18 23.22 83.50
超重症 - - -
不明 - - -
全国の傾向と同様に高齢者の患者さんの割合が多くなっています。平均年齢が80歳を超えており、高齢になればなるほど、肺炎が重症化する場合が多くなっています。また、平均在院日数も長くなる傾向にあります。抗生剤などの適切な治療を速やかに提供できるよう努めています。
※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としております。(ハイフン”-”表記)
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 103 51.66 80.47 7.14%
その他 23 50.04 74.26 0.79%
脳梗塞と診断された方の多くが、発症後3日以内の急性期となっています。発症後早期に治療が開始され、リハビリテ-ションを実施することで合併症や後遺症の発症をを防ぐように努めています。また、当院での急性期治療終了後は、自宅や介護施設へ退院できるように取り組んでいます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 など 58 0.21 1.00 0.00% 70.84
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 25 1.56 7.92 0.00% 78.72
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 22 1.95 7.91 0.00% 61.32
K7193 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術 など 16 16.06 33.50 0.00% 81.38
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上 11 1.27 1.55 0.00% 70.64
最も多い手術が内視鏡を用いて行う大腸(結腸)ポリープ切除術です。消化器内科と合わせますと年間約220件です。
入院は、通常1泊2日です。当科では、2番目に鼠径ヘルニア手術が多くなっています。
鼠径ヘルニア手術と3位の腹腔鏡下胆嚢摘出術における入院日数の目安は10日ほどになっています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 など 160 0.32 1.15 0.00% 68.88
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上 など 15 0.40 3.20 0.00% 68.87
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) - - - - -
最も多い手術が内視鏡を用いて行う大腸(結腸)ポリープ切除術です。消化器外科と合わせますと年間約220件です。
入院は、通常1泊2日です。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの など 191 0.00 1.04 0.00% 77.18
K2191 眼瞼下垂症手術 眼瞼挙筋前転法 - - - - -
K224 翼状片手術(弁の移植を要するもの) - - - - -
K2822 水晶体再建術 眼内レンズを挿入しない場合 - - - - -
K281 増殖性硝子体網膜症手術 - - - - -
最も多い手術が白内障に対する眼内レンズを挿入する水晶体再建術です。症例数は、年間200件近く実施しています。
入院は、通常1泊2日です。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) など 54 8.67 54.50 5.56% 83.37
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 など 36 2.61 37.83 0.00% 71.64
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 など 18 5.17 30.89 5.56% 61.28
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿) など 10 1.00 3.10 0.00% 66.20
K0731 関節内骨折観血的手術 肩、股、膝、肘 10 5.40 56.40 0.00% 72.00
最も多い手術が骨折に関するものです。高齢者の骨折手術が多くなっており、手術後リハビリを実施し、退院となります。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 21 2.43 5.14 0.00% 81.00
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 17 0.00 1.06 0.00% 55.29
K841-5 経尿道的前立腺核出術 - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K773 腎(尿管)悪性腫瘍手術 - - - - -
最も多い手術が、膀胱悪性腫瘍に対する経尿道的腫瘍切除術です。開腹をせずに内視鏡を用いて行われる手術が多く行われています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 26 0.00 1.04 0.00% 66.88
K5612ロ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 腹部大動脈 - - - - -
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 - - - - -
K5612イ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 胸部大動脈 - - - - -
最も多い手術が、下肢静脈瘤の手術です。手術はレーザーを使用した手術となっております。入院は通常1泊2日です。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 15 3.60 9.33 0.00% 74.60
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 - - - - -
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) など - - - - -
K597-2 ペースメーカー交換術 - - - - -
K5461 経皮的冠動脈形成術 急性心筋梗塞に対するもの - - - - -
最も多い手術が、経皮的冠動脈ステント留置術です。また、ペースメーカー移植術が2番目に多くなっています。経皮的冠動脈形成手術は、虚血性心疾患に対する心臓カテーテルを用いた治療です。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 12 1.17 25.25 0.00% 79.17
K1781 脳血管内手術 1箇所 - - - - -
K178-2 経皮的脳血管形成術 - - - - -
K178-31 経皮的選択的脳血栓・塞栓溶解術 頭蓋内脳血管の場合 など - - - - -
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 - - - - -
最も多い手術が、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術です。頭蓋骨の下にある脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血(血腫)が貯まる病気で、頭蓋骨に穴を開け、血腫を洗い流す手術です。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 10 0.00 1.00 0.00% 71.90
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 - - - - -
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - - - -
K2861 外耳道異物除去術(単純) - - - - -
最も多い手術が、経皮的シャント拡張術・血栓除去術です。シャントとは、静脈と動脈をつなぎあわせた血管のことです。透析治療を続けていると血管が詰まってしまう場合があり、その詰まりを除去したり血管を広げる手術です。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 15 0.43%
180010 敗血症 同一 - -
異なる 14 0.40%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
手術・処置などの合併症・感染症の発生率を示しています。
どれも重篤な疾患の治療中に発生している合併症・感染症であり、少しでも発症しないように努めています。

※該当患者数が10未満の場合は、患者数を非公表としております。(ハイフン”-”表記)
更新履歴
2019.09.27
平成30年度病院指標を公開しました。