金沢医科大学氷見市民病院血液浄化センターでは、医師3名・看護師12名・看護補助員1名・臨床工学技師3~5名で診療・治療を行っている。また、少子超高齢化社会に向けた診療の概念として①日常の透析治療の安全な実施、②長期療養におけるQOLの維持に向け、患者さん・ご家族と医療者が協働し日々治療にあたっている。
金沢医科大学氷見市民病院血液浄化センターでは、透析コンソール20台で常時70名の治療を行っている。透析は、月水金土は午前・午後、火木は午前・準夜の体制で行っており、全患者の回診・カンファレンスをすることで異常の早期発見、対処に努めている。その他、HDF・Online-HDF・無酢酸透析・LDL吸着療法などの血液浄化療法・経皮的内シャント血管形成術(PTA)も実施している。
平成28年度からは地域包括ケアを視野にいれ、在宅治療として腹膜透析を開始した。栄養部・薬剤部・リハビリテーション部・MSWや外部医師が加わり、毎月定例の合同カンファレンスを実施し、患者個々の問題点や情報共有、病診連携に努めている。また、当院は日本透析医学会研修関連施設となっていることにより、透析専門医・透析指導医のステップアップ可能な環境である。多職種への日本腎臓病協会 腎臓病療養指導士の育成も積極的に行っている。
センター長
原口 貴敏 医師(腎臓内科)
スタッフ
加賀谷 侑 医師(腎臓内科)
近藤 崇哉 医師(腎臓内科)