われわれは、「麻酔中だけ」でなく、術前から術後まで患者さんに関わります。主に手術前日に行う術前診察では、患者さんの既往・病態などを把握すると共に、患者さんの麻酔に対する不安もできるだけ取り除けるよう配慮しています。術前診察で得た情報から麻酔計画を立て、できる限り安全かつ各々の患者さんに合った優しい麻酔管理を心掛けています。術後は手術(麻酔)当日の夕方~夜の診察、手術翌朝の診察を行い、引き続き当科で治療が必要と判断すれば以後も継続して診察・治療を行っています。術後の鎮痛に関しては、患者さんの痛みをできる限り軽減できるよう全身麻酔と併用して硬膜外麻酔や神経ブロックなどを積極的に行っています。
診療科長
畑島 淳 教授
①すべての全身麻酔患者
②各科より疼痛コントロール依頼がある患者
入院患者さんに関しては、各科からの依頼があれば硬膜外ブロック、星状神経節ブロックなど、各種ブロック注射を施行しています
≪学会等認定制度により施設認定一覧≫ 日本麻酔科学会認定病院