IgG4関連疾患外来
目的
IgG4関連疾患の適切な診断と治療を指導します。
対象
- IgG4関連疾患
- その類縁疾患;鑑別を要する悪性リンパ腫、キャッスルマン病その他
内容
IgG4関連疾患は21世紀に入り日本で見つかった病気で、自己免疫性膵炎、ミクリッツ病、後腹膜線維症、炎症性偽腫瘍など様々な臓器の病変として発症します。診断が確定した場合には、一般的にはステロイドホルモンの治療がよく効きます。しかし、ステロイドを使用する場合には、その効果の確認や副作用のチェックなどを行い、急に止めずにゆっくり減らしていき必要最小限の維持投与を行なうなどの、専門的な治療が必要になります。
また、治療が効かない、あるいはステロイドを減らしてきたところで病気が再び悪くなるなどの際には、他の病気がまぎれていないかの鑑別を行った上で、ステロイド以外の治療薬を考えることもあります。
セカンド・オピニオンならびに当院での加療の相談のいずれも受け付けますが、いずれにせよ、まずかかりつけの主治医の先生とよくご相談ください。
診療日・時間
毎週水曜日、金曜日
セカンド・オピニオンの場合は予地域医療連携事務課を介して予約をおとりください。
担当医
正木 康史 教授