【口腔インプラント治療前】
【口腔インプラント治療後(2本)】
歯科インプラント外来
歯科インプラント治療目的
歯周病やむし歯、あるいは口腔の多彩な疾患により、大切な歯を失ってしまった患者さんに、人工の歯(口腔インプラント)を使って、大切な咬む機能や、審美性(見た目)を回復する治療を行います。
<対象>
- 歯周病やむし歯で歯を失った方
- 口腔の多彩な疾患の治療により歯を失った方
- 入れ歯を入れたくない方
- 顎の骨が痩せて、インプラントができないと言われた方
内容
楽しく生きていくために最も大切なこと、それは自分の歯で何でも咬んで、美味しい食事を楽しむことです。そのためには歯がとても大切です。不幸にして歯周病やむし歯で歯を失った患者さんに、人工の歯(口腔インプラント)を使って、もう一度、咬む楽しみを味わっていただくための外来が口腔インプラント外来です。入れ歯では満足できない患者さんも対象としています。
インプラントは精密な治療ですので、顎や顔の骨、あるいは歯が残っていれば歯の状態にあわせた治療を計画する事が大切です。そこで、口腔インプラント外来では、CT等で精密に検査をして、そのデータをもとにコンピューターで細かく治療の計画をたてます。
また、歯科医院などでインプラントの相談をされた際に、顎の骨が痩せてしまってインプラントが難しいと言われた患者さんには、最新の技術により、顎の骨の厚い部分や他の骨からの移植を行って顎の骨を丈夫にする手術を行います。口腔インプラント外来での手術で顎の骨を大きくしてからかかりつけ歯科医院でインプラント治療を受ける事もできますし、そのまま口腔インプラント外来でインプラント治療を行う事もできます。
特徴
口腔インプラント治療はインプラントを入れる手術を受けて頂きます。手術は一般的に局所麻酔を使って通院で行いますが、口腔インプラント外来では、手術に対する恐怖心をしっかりと和らげて、十分にリラックスして頂けるように静脈麻酔(鎮静法)を応用しています。そのために口腔インプラント外来には静脈麻酔専用の部屋や豊富な麻酔器材、音響設備などを十分に整備していますので、安心して落ち着いて治療を受けて頂く事ができます。
診療日
水・木・金曜日(13:30~16:00)
担当医
中野 旬之 教授
見立 英史 准教授
加藤 崇雄 講師
出村 太一 医師
澤井 恭久 医師