【治療前】
【治療後】
顎変形症外来
目的
咬み合せのズレが大きくて、ワイヤーを用いた通常の歯科矯正治療だけでの改善が難しい方、顔の歪みが大きくてお体に変調がある方などについて、主に手術により治療をしていきます。
<対象>
- 受け口や出っ歯などが強く、歯科矯正治療だけでは改善が難しい方
- 顔の歪みが大きくて、お体に不調がある方
- いろいろな疾患で顔、顎に変形が生じた方
内容
受け口や出っ歯が強すぎて、通常の歯科矯正治療だけでは改善が難しい場合には顎変形症外来で診察・治療をいたします。歯だけではなく、咬み合せ、顎や顔の骨の形態や位置を詳しく調べて、手術を中心とする治療の計画を考えます。そして手術前と手術後の骨や歯の状態を分析して、最も適切な治療法をたてます。これにより、手術後の骨の状態だけではなく、お顔の様子を3次元で予想して患者さんにご覧になって頂きます。また、顔の歪みが大きく左右のバランスが悪い、咬み合せだけでなく、お体の変調がある患者さんにも手術後の状態を分析して最良の治療法を考案します。
特徴
顎変形症外来は、手術を担当する口腔外科指導医だけではなく、手術前後の細かな歯並びの仕上げをするための歯科矯正指導医が常勤で配属されています。口腔外科医と歯科矯正医がそれぞれの立場から常に綿密に連携することで、より精度の高い顎変形症の治療を行っています。
診療日
水曜日(13:30~16:00)
担当医
出村 昇 教授
中野 旬之 教授
見立 英史 准教授
和田 悟史 講師
蓮本 美穂 医師