股関節外来
当科では股関節の手術を目的として来院される患者さんや術後の定期的な経過観察を行うために月、水、金曜日に股関節外来を開いております。北陸はもとより、新潟県や岐阜県、滋賀県や京都府などから多くの患者さんが来られます。
対象疾患は
・変形性股関節症
・寛骨臼形成不全症
・先天性股関節脱臼遺残性障害
・特発性大腿骨頭壊死症
・関節リウマチの股関節病変
・股関節唇損傷、大腿-寛骨臼インピンジメント
・大腿骨頭すべり症
・人工股関節置換術後のゆるみ、痛み
・人工股関節術後周囲骨折 などです。
内容
初診として股関節周囲の痛みや機能障害をお持ちの方の診察をさせていただき、原因追及とその治療法を考えていきます。多くの患者さんは手術適応の方ですが、必ずしも手術を行う必要の無い方、もう少し経過観察をした方がよい方もいらっしゃいます。一方で早期手術であれば自分の骨や軟骨で治療が可能であっただろうと思われる方も多くいらっしゃいます。その方の生活様式や社会背景を考慮し、今後の方針を決定していきます。
手術は人工股関節置換術が最も多く、中部圏内でトップクラスの件数を誇ります。また、若年者の形成不全症や大腿骨頭壊死症に対する骨切り術も行います。その他、その方に最適な手術を提案していきます。詳細は金沢医科大学整形外科ホームページをご覧下さい。
また、術後の患者さんはレントゲン撮影や診察により定期的に術後経過を観察していきます。
診療日・時間
月・水・金(9:00~12:00)(初診の方はお早めにいらしてください。)
担当医
月・・・初診・再診:兼氏 歩 教授、高橋詠二 講師
水・・・初診・再診:市堰 徹 教授、相馬大輔 医師、福井 信 医師
金・・・初診・再診:兼氏 歩 教授、市堰 徹 教授、高橋詠二 講師