喘息外来
目的
専門の医師による気管支喘息(以下、喘息)の診断、状態の評価、それに伴った適切な治療を行います。それにより、患者さんの喘息発作の頻度を下げ、快適な日常生活が維持できるように取り組んでいます。
対象
- 咳が長引いている方
- 労作時の息切れや、ゼーゼーと音がする方
- 気管支喘息のコントロールが不十分な方 等
内容
喘息は、咳、呼吸困難、喘鳴(ゼーゼー)が繰り返し起こります。これは気道が炎症により細くなり、気流制限が起こるためです。気流制限は軽いものから死に至るほどの高度のものまであり、自然に、また治療により回復します。
「喘息発作(ゼーゼー)=喘息」と思っている方も多く、初期の喘息になっていることも少なくありません。長く罹っている成人の喘息患者の気道では、炎症とその修復が繰り返される過程で気道の壁が厚くなって、気流制限が元に戻り難くなります。重症になる前に適切に治療することが大切です。
喘息の状態が続くと、患者の日常生活が影響を受け快適な生活や人生が送れなくなります。病状をコントロールし、正常な肺機能を維持し、喘息発作のない、健康な人と変わらない日常生活ができるように適切な自己管理を行うことが大切です。当外来では喘息という病気や治療法を良く理解し、自分の喘息の状態を自己管理し、急性発作や増悪を予防できるよう支援しています。
診療日・時間
月~金
担当医
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