前立腺癌外来(ロボット支援腹腔鏡手術、密封小線源治療)
目的
ロボット支援による腹腔鏡を用いた手術や小線源による放射線での前立腺癌の治療を行うことを目的としています。
対象
癌病巣が前立腺内にとどまっている前立腺癌(ステージAまたはB)の方が基本的な適応です。
*癌組織の悪性度によっては適応にならない場合があります。
内容
- ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術
ダビンチというロボットを使用し、腹腔鏡で前立腺全摘除術を行います。手術の傷は、カメラなどを挿入するための約1㎝ほどの小さな穴をおなかに6か所あけて行います。当院では約2週間の入院で治療を行っています。
- 密封小線源外来
シードというチタン製カプセルに覆われた放射線物質(ヨウ素125)を前立腺内に50~100個挿入します。挿入されたシードは約1年間放射線が放出され、前立腺内部から放射線を照射し癌を治療します。当院では4日間の入院で治療を行っています。
*主治医の紹介状、病理標本が必要ですので主治医とご相談ください。
診察日・時間
火(午後)(要予約)
担当医
宮澤 克人 教授