機器:(No.088)

遺伝子機能解析・シ−クエンスデイテクタ−(ABI 7700)

 

管理: 竹上 勉 (総合医学研究所 熱帯医学研究部門 教授)

連絡: 内線3965, 7222

E-mail: takegami@kanazawa-med.ac.jp

機能及び特徴

遺伝子発現量を測定することができる。(RT-PCRにかけることによりmRNA(cDNA)量を定量的に測定する。)

 

使用方法

(1)(準備段階)あらかじめTaqManプロ−ブを準備しておく。標的となる遺伝子の配列から

  適当な箇所を選び出し、末端をFAM等の色素で標識させたオリゴヌクレオチドを用意する。

  同時にPCRのためのプライマ−を用意する。

(2)反応混合液を8連結の小チュ−ブに入れ、本機器にかける。

(3)本機器のメインスイッチを入れ、しばらく待つ。この間にコンピュ−タに必要事項をin putする。詳細は管理者に聞き、そしてマニュアルをみることが必要。

(4)スタ−トして2時間ほどで反応は終了する。

(5)デ−タを保存する。メインスイッチOFF。

 

   (使用時は管理者に連絡する。)

 

利用

竹中美千穂、今村友夏、野島孝之、竹上勉:大腸菌パラフィン包埋組織切片からのRNA抽出とp53遺伝子発現の解析.       臨床病理  49:278-282,  2001