■ DGGE (Denaturing Gradient Gel Electrophoresis) 法での16S rDNAの解析 | |
【質問】
はじめまして, こんにちは。私は○×大学の大学院生です。 わたしは今度細菌のフローラを調べるためにDGGE (Denaturing Gradient Gel Electrophoresis) 法をやることになりました。細菌のDGGE法は16S rDNAをGC-clampのついたprimerで増幅して電気泳動を行うとのことですが, そこでお聞きしたいのですが; 1. DGGE法に用いるDNAの長さは本で調べたところ400 bp位と書いてありましたが, できるだけ種の決定に近づきたいのですが, どのくらいの長さまで大丈夫なのでしょうか??? 2. また, 16S rDNAのvariable region はV1〜V8 まであるとのことですが, どのあたりからどのあたりがV1なのかということがわからないのですが??? それについて, できればV1からV8まで教えていただけないでしょうか。 【回答】
2. 大体の目安 V1: 80 nt (ヌクレオチド) 付近, V2: 270 nt付近, V3: 480
nt付近, V4: 810 nt付近, V5: 840 nt付近, V6: 1,010 nt付近, V7: 1,130 nt付近,
V8: 1,280 nt付近, V9: 1,450 nt付近。
(愛媛大学・村瀬 光春)
なお, この質問に関しては, 以下のような意見が寄せられました。付記します。
意見(2)
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