■ 多剤耐性緑膿菌 (MDRP) としての報告 | |
【質問】
いつも勉強させていただき, ありがとうございます。 P. aeruginosa以外のPseudomonas属で, IMP, AMK, CPFXに耐性の場合, 報告書には, 例えばfluorescensならP. fluorescensとだけ記載すればよいのでしょうか??? 基本的なところで申し訳ありませんが, MDRPの定義はあくまでP. aeruginosaだとは思うのですが, それでは他のPseudomonasで耐性の場合, 例え ば報告書への記載や感染症委員会への報告など, どのように対処したらよいのでしょうか??? 基本的なところで申し訳ありませんが, お教えいただけたら幸いです。よろしくお願いします。 【回答】
検査室としての重要な役割としては, 臨床材料から実際にどれくらいの割合でこのような耐性Pseudomonas属が検出されているかを調べることが必要と考えます。多剤耐性緑膿菌と同じような耐性機構で拡散しているのか,
是非知りたいところです。もしこれらの耐性菌が数多く検出されるようであれば,
注意を喚起することが必要であり, 感染症委員会への報告とともに, 是非学会発表をされることを期待いたします。
(愛媛大学・村瀬 光春)
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