■ 調理師が下痢原性大腸菌に感染!!! | |
【質問】
いつも参考にさせていただいています。病院の調理師が“下痢原性大腸菌”に感染していることがわかったら, どのように対応すればよいのでしょうか???下痢症状があり, 内科受診し, O18とO78に感染していることがわかりました。この場合, (1) 下痢症状が落ち着いたら勤務してもよいか, また (2) 菌が陰性化するまで調理の業務についてはいけないのか・・・教えてください。 また一般的に下痢原性大腸菌に感染していることがわかった場合, どのように対応すればよいのでしょうか??? よろしくお願いいたします。 【回答】
(1) 下痢が治まっても, 検便が必要です。排菌の有無を検査することが最優先です。 (2) 菌が陰性化するまでは, 調理業務を行うことはできません。 下痢原性大腸菌に感染していることが判明したら, すみやかに調理業務からはずれ, 検便により“陰性”が確認されたら, 職場復帰が可能となります。 病院などで調理を行う調理師の場合, 通常は定期的に, 毎月1〜2回の検便が必要です。感染してから行動するのではなく, 健康時においても予防的配慮から検便を行います。 (近畿大学・古田 格)
【質問者からのお礼】
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