■ 糞便培養法について | |
【質問】
最近, 微生物検査に配属になった検査技師です。現在, 私の検査室で行われている培養法に疑問を感じたため教えていただきたく, メールしました。 現在, 私の施設では便培養をする際に, 1 ml, 4 ml, 5 mlの生食を用意し, 1 mlの生食に0.1 mlの便を入れて希釈 (A) し, A検体からスポイドで一滴, 4 mlの生食に入れて希釈 (B), さらにB検体からスポイドで一滴, 5 mlの生食に入れて希釈 (C), このA, B, Cの検体をそれぞれ分離培地に接種し, C検体に生えてきたもののみ同定, 薬剤感受性検査を行っています。質問は: (1) Cの検体に大腸菌, クレブシエラ, エンテロコッカスが生えた場合,
病原性とすることに意味があるのでしょうか???
教えてください。ちなみに, 検体接種する培地は, 血液寒天, BTB, CT/SS, TCBS, キャンピロを使ってます。 【回答】
(愛媛大学・村瀬 光春) 【質問者からのお礼】
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