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【質問】
この度始めて質問させていただきます●●と申します。微生物検査に携わっている臨床検査技師です。
私の施設では基本的にディスク法を取り入れていて, 使用ディスクはKBなのですが,
判定基準ではコアグラーゼ陰性ブドウ球菌のオキサシリン判定をMICでと書いているのですが,
それ以外の方法で MRCNS (methicillin-resistant coagulase-negative
staphylococci) をディスク法で判定する方法はないでしょうか。
【回答】
Clinical and Laboratory Standards Institute (CLSI) の刊行するM100-S19
(2009年版) には, Staphylococcus lugdunensisを除くコアグラーゼ陰性ブドウ球菌
(MRCNS) のメチシリン (オキサシリン) 耐性を判定するディスク法として, cefoxitin
30μg含有ディスクでの試験を勧告しています。KB法を採用しているとのことですので,
ディスクさえ入手できれば直ぐに検査可能です。菌発育阻止円の直径が25 mm以上であれば感性
(S), 24 mm以下であれば耐性 (R) です。
【質問者からのお礼】
ありがとうございます。その後, 早速セフォキシチンの方法に切り替えて検査をしています。
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