■ 日常業務としての「微生物限度試験」 | |
【質問】
いつもお世話になっています。●●と申します。現在, 薬品の包装材料を取扱っている企業の品質保証を担当しています。現在, 「微生物限度試験」について勉強しており, お尋ねしたいことがあります。宜しくお願い致します。 微生物限度試験の培地性能試験では, 細菌検査・真菌検査共に幾種かの菌が指定されています。実際, 検査をする度に (つまり毎日), それらすべての菌を用いて培地性能試験をしなければならないのでしょうか??? また同様に, 細菌・真菌ともに検査をしなければならないのでしょうか??? 以前, 食品メーカーで微生物検査を担当してた際には, 真菌検査と培地性能試験は実施せず, ネガティブコントロールを用いる程度でしか検査を行っておりませんでした。その為, 微生物限度試験は大変手間の掛かる検査だと感じています。 検体に存在する菌に傾向はあると思うのですが, 実際には (同定検査を行わないと) 細菌か真菌かは分からないので, 両方の検査するべきだと思います。同様に培地性能試験に関しても, 存在する菌種が分からない限り, 指定されたすべての菌を用いる必要があるかとも考えますが, 実際問題, それだけの試験を行うと, かなりの手間と時間がかかります。日常業務として考えた場合, どこまで行う必要があり, どの部分が省略できるのか教えてもらえないでしょうか。宜しくお願い致します。 【回答】
(日水製薬・小高 秀正) 【質問者からのお礼】
|