■冷凍食品を解凍後, 10℃保管で急増する菌種 | |
【質問】
小規模で食品製造を行っております。 商品芯温80度で5〜10分程度保持して殺菌した商品を冷凍し, 包装。包装後の初発菌数は一般生菌数300個/g以下, 大腸菌群「陰性」の結果がでております。解凍後10℃にて保存テストを実施したところ, 2〜3日を境に一般生菌数が急増し, デソキシコレート培地にも反応が見られるようになります。ただ, 大腸菌群特有のコロニーではなく, 乳白色や, 培地の中に赤っぽい点のようなものが見受けられます。標準寒天培地には, 通常のコロニーと, “モヤモヤとした筋状の形”をしたものがでてきます。10℃保管で急増する菌種は何なのでしょうか。 これ以上の検査は技術的に難しく, 分析機関に依頼しようと考えておりますが, 何かしらの菌種の可能性だけでもわかればと思い, 質問いたしました。頼るところが御座いませんので, 何とか宜しくお願い致します。 【回答】
(日水製薬・小高 秀正) 【質問者からのお礼】
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