■「薬局方」の“シードロットシステム”とは | |
【質問】
私は●●に勤務しております■■と申します。いつも大変参考にさせていただいております。 今回, 先日告示されました「薬局方」第十五改正日本薬局方第一追補における「微生物限度試験法」の改正に示された“試験菌の調製はシードロットシステムに則り継代5回まで”という内容について, 2点ほど御教授頂きたいと思います。 1点目は, この“シードロットシステム”とは何か明確な規定がある手法なのでしょうか。 2点目は, “継代5回まで”とありますが, どの範囲までを1回の継代と計数してよいのでしょうか・・・現在, 保存菌株の再保存操作は通常, “増菌培養→平板上での単離→再増菌培養→保存”という手順をとっており, 単純に計数すると, 一度の再保存操作で継代回数3回となり, 標準菌株の購入後, ほぼ一度しか再保存できないということになってしまいます。従って, これらの一連の操作を含めて“1回”と計数してよいのでしょうか。 初歩的なことで申し訳ありませんが, ご返信をよろしくお願い致します。 【回答】
(日水製薬・小高 秀正) 早速のご回答ありがとうございました。今回のご回答を参考に検討していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします. |