金沢医科大学病院精神科外来では精神科リエゾンチームによる病棟への往診活動を行っています。

リエゾンとはフランス語で「連携」や橋渡しを意味します。
精神科リエゾンチームは精神医療と身体医療の連携を行い、病院と社会とを繋ぐ架け橋となる事を目指しています。

患者さんを中心とした病棟スタッフによるチームの一員として、身体的、心理的、社会的にも健康になれるように治療やケアを提供します。

• 精神的に健康な方であっても、入院による環境の変化や身体疾患の状況により精神的に不安定になり、鬱状態などが生じる可能性があります。身体科に入院しながらも、適切な精神医療とケアを提供します。
• うつ病や統合失調症などの精神疾患を患っている患者さんが、身体疾患の入院治療が必要になった場合のサポートを行います。
• 退院、転院後にも精神医療の継続が必要な場合には適切な医療機関への紹介を行います。
• 入院中の患者さんのご家族が抱えている不安や心配へのサポートも行います。

精神科医師・リエゾンナース・臨床心理士からなるチームです。

当院に入院中の患者さんやご家族で、精神科リエゾンチームの診療をご希望の場合まずは担当医や病棟看護師にご相談ください