災害時の対応
地震や火災などの災害の発生に備えて被害を未然に防止するため、または災害が発生した際に被害を最小限度にとどめるため、「学校法人金沢医科大学消防計画」に基づき、下記のように学生の対応を定めています。
1.大地震(震度6強想定)が起きたら
揺れが発生したら
| 安 全 確 保
| 自分の身を守る行動を取る
|
- 窓際から離れ、机の下などにもぐる。
- エレベーターの中にいる場合、すべての階のボタンを押し、停止した階で降りる。
- 火元の確認
- 実験器具などの電源を切る。
- 火災が発生したら、落ち着いて初期消火を行う。
- 劇物・薬物の確認。
- 同じ部屋にいる人の安全を確認する。
- 部屋の出口ドアを開けて、避難口を確保する。
- 階段を使い避難場所へ向かう。(エレベーターは使用しない)
- 避難に際し、隣室の人等の安全を確認する。
- 逃げ遅れた人、行方不明の人がいたら、教職員や消防隊員に知らせる。
2.火災が起きたら(~3分)
火災を発見したら
| 早く知らせる
| 周囲に大声で知らせ、防災へ通報
|
- 火災を見つけたら、火事であるということを大声で叫び、周囲に知らせる。
- 近くの火災報知器のベルを押す。
- 臨床研究棟防災センターへ通報する。
- 消火器・消火栓を用いて消火にあたる。(足りない場合等は濡らした布等も有効)
- 火が天井まで燃え移ったら消火は不可能であるため、消火をあきらめて避難を開始する。
火が天井に達したら
| 早く避難する
| 煙を吸わないように避難する
|
- タオルやハンカチ等で鼻と口をおおい、煙を吸わないようにできるだけ姿勢を低くして避難する。
- 煙で前が見えない場合は、壁に手をあてて方向を確認しながら避難する。
避難場所
本学では、以下を一時避難場所として想定しており、そのうち、最寄りの避難場所に避難する。ただし、地震時の状況により安全な場所に避難すること。
- 1.グラウンド、グラウンド横駐車場
- 2.臨床研究棟前駐車場
- 3.本部棟前駐車場


帰宅可能な場合
- 帰宅可能な場合は、大学院に報告の上、原則として徒歩で帰宅する。
- 帰宅時は、できる限り同じ方向の2人以上で行動する。
- 帰宅後、状況を大学に報告する。
- 携帯ネット※により安否確認メールが送信されるので、帰宅して状況が落ち着いたら回答する。
※医学研究科大学院生は必ず携帯ネット.comに登録をしておくこと。
帰宅できない場合
- 交通機関が停止する、帰宅が深夜になるなど、帰宅困難となった場合は学内にとどまり、大学が用意する避難所か、最寄の避難所を利用する。
- 1日~数日程度様子を見て、交通機関等の復旧状況により、帰宅するかどうか判断する。
- 大学の避難所では、大学の指示に従い、避難所運営の手伝いをすることもある。