Program Summary 総合診療プログラム概要

1.プログラム名

総合診療専門研修プログラム(定員3名/年)

2.専門研修プログラム統括責任者

守屋 純二(総合内科学 臨床准教授)

3.研修年限

3年間

4.当院指導医数

3名

5.連携施設(36施設)

【連携施設】36施設 公立穴水総合病院、社会医療法人財団董仙会 恵寿ローレルクリニック、金沢大学附属病院、石川県立中央病院、新潟県厚生連 上越総合病院、市立敦賀病院、珠洲市総合病院、市立輪島病院、市立輪島病院舳倉診療所、公立宇出津総合病院、公立穴水総合病院兜診療所、公立能登総合病院、社会医療法人財団 董仙会恵寿総合病院、国民健康保険志雄病院、公立羽咋病院、河北中央病院、独立行政法人国立病院機構金沢医療センター、金沢市立病院、公立松任石川中央病院、公立つるぎ病院、地域医療機能推進機構金沢病院、石川県済生会金沢病院、国家公務員共済組合連合会 北陸病院、金沢赤十字病院、医療法人社団浅ノ川浅ノ川総合病院、けんろく診療所、国民健康保険小松市民病院、国民健康保険能美市立病院、医療法人社団和楽仁 芳珠記念病院、社団法人石川勤労者医療協会 寺井病院、加賀市医療センター、富山医療生協協同組合富山協立病院、富山医療生活協同組合水橋診療所、福井県医療生活協同組合光陽生協病院、福井県医療生活協同組合光陽生協クリニック、福井県医療生活協同組合つるが診療所 【特別連携施設】0施設

6.研修プログラムの特徴・概要

院内各専門科の医師 やコメディカルスタッフ、周辺の各地域医療機関の協力のもと、様々な医療現場で、細やかなフィードバックを受けながら研修できる環境を整えていることが特徴です。 専攻医は、日常遭遇する疾病と傷害等に対して適切な初期対応と必要に応じた継続的な診 療を全 人的に提供するとともに、地域のニーズを踏まえた疾病の予防、介護、看とりなど保 健・医療・介護・福祉活動に取り組み、絶えざる自己研鑽を重ねながら人々の命と健康に関わる幅広い問題について適切に対応する総合診療専門医になることで、以下の機能を果たすことを目指します。 当プログラムでは、総合診療専門研修Ⅰ(外来診療・在宅医療中心)、総合診療専門研修Ⅱ(病棟診療、 救急診療中心)、内科、小児科、救急科、で3年間の研修を行います。このことにより、1.人間中 心の医療・ケア、2.包括的統合アプローチ、3.連携重視のマネジメント、4.地域志向アプロー チ、5.公益に資する職業規範、6.診療の場の多様性という総合診療専門医に欠かせない6つのコアコンピテンシーを効果的に修得することが可能となります。 当プログラムは専門研修基幹施設(以下、基幹施設)と専門研修連携施設(以下、連携施設)の施設群で行われ、それぞれの特徴を生かした症例や技能を広く、専門的に学ぶことが出来ます。

7.研修モデル(各年次のローテート例等)

ローテーション(公立穴水総合病院と金沢医科大学病院で研修する場合)

1年目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
総診Ⅰ 公立穴水総合病院総合内科・在宅療養支援センター(6ヵ月)
2年目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
総診Ⅱ 公立穴水総合病院総合内科病棟・外来(6ヵ月) 金沢医科大学病院小児科病棟・外来 金沢医科大学病院救急医療センター
3年目 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
金沢医科大学病院内科研修

8.研修内容・方法

総合診療専門研修は、卒後3年目からの専門研修(後期研修)3 年間で育成されます。様々な研修の場において、定められた到達目標と経験目標を常に意識しながら、同じ 症候や 疾患、更には検査・治療手技を経験する中で、徐々にそのレベルを高めていき、 一般的なケースで、自ら判断して対応あるいは実施できることを目指していくこととなります。 専門研修における研究専門研修プログラムでは、最先端の医学・医療を理解すること及び 科学的思考法を体得することが、医師としての幅を広げるため重要です。また、専攻医は原則として学術活動に携わる必要があり、学術大会等での発表(筆頭に限る)及び論文発表(共同著者を含む)を行うこととします。

9.サブスペシャリティ領域との連続性

様々な関連する Subspecialty 領域については、連続性を持った制度設計を今後検討していくこととなりますので、その議論を参考に当研修プログラムでも計画していきます。

10.研修に関するお問い合わせ先

担当者 守屋 純二(総合内科学) 電話番号 076-218-8352 E-Mail general@kanazawa-med.ac.jp