■ 希釈液の滅菌について | |
【質問】
初めて質問します。当社の食品検査で使用している希釈液なのですが, 以前はボトル入りの滅菌希釈液を使用してましたが, コストの関係で自社でオートクレーブを使って作ればとメーカーの担当 (検査機器の) に勧められ, オートクレーブを導入しました。が, 説明書や機械製造メーカーに問い合わせても滅菌時間が結構まちまちで, 実際問題どれ位が適当なのか分りません。どれぐらいの時間を設定すればいいのでしょうか??? よろしくお願いします。 以前はメーカー製の45 cc入りのボトルタイプの希釈液を使用, 今は耐熱の50 ccプラボトルに45 cc精製水+食塩を入れてオートクレーブにかけて121℃, 60分回してます。また, ある程度の数を入れたいから, 蓋を閉めたまま (小さいボトルなので蓋しないとこける) 滅菌しているのですが, ボトルの蓋は開けとかないとだめですか??? 【回答】
2気圧の高圧が保証されているオートクレーブでしたら, 121℃, 15〜20分間で滅菌できます。15分なのか, 20分なのか, こだわっておられるのなら, 滅菌されるものが単に食塩水のようなので, 電気代の節約という意味から15分で充分と考えます。蓋については, 既にこの「質問箱」で議論されています[http://www.jarmam.gr.jp/situmon2/autoclave.html]ので, 参照ください。 (琉球大学・山根 誠久) 【質問者からのお礼】
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