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東海大学医学部6年生(露木 俊君、長谷川 夢さん) 学外臨床実習を無事終了!地域医療を実体験! 2014.4.21~5.02
2週間という短い間でしたが、穴水病院での高齢外来の見学や舳倉島と兜診療所訪問、訪問診療にあゆみの里実習と、非常に充実した実習でした。それぞれのプログラムに医師になるにあたり何を見て感じて欲しいかというメッセージが込められており、医療について改めて考える機会が多かったように思います。
倫理的ジレンマ、医療格差、患者とその家族との関わり、患者とのコミュニケーション、在宅医療の困難、コメディカルとの関わり、不十分な医療資源の中で対応、地域住民との交流、都市部医療との違い、プライマリ・ケア医の重要性など、医療を取り巻く環境には難しい問題が関わっていることを実感しました。
実習外でも先生方はじめスタッフの方には能登の食や文化に触れさせていただき、実習内外で出会った地域の方々からも学ぶところが多かったです。
実習の最初に穴水町の説明を受けた際、ここは近い未来の日本だと伺いました。高齢化、人口減少によって変化する社会のなかで今後の医療を担う者として、医学部6年生という将来の医療と自分自身を見つめ直すこの時期にこのような実習ができたことを本当に有難く思います。関係者の皆様には深く御礼申し上げます。