総合診療専門医取得プログラム(一般社団法人 日本専門医機構認定)
認定番号:2917170003
プログラム名:北陸総合診療コンソーシアム(穴水総合病院)
プログラムの理念、全体的な研修目標
理 念: | 能登北部の地域性,疾病構造を理解し,地域で生じる健康問題に対処できる知識を身につけ、急性,慢性の健康問題に幅広く対処でき,地域に貢献できる医師を目指す |
研修目標: | 疾病に対する治療のみならず、患者医師関係や家族・隣人との連携によってより高度な問題解決ができる |
- 小児から、女性、高齢者、そして終末期に至るまで、人生の各ステージに応じた問題対応能力を備える
- 地域を理解し、地域に必要な疾病管理やヘルスプロモーションに積極的に介入できる
- 医療/介護スタッフや専門医などとの連携ができ、患者を中心に置いたチーム医療の実践ができる
- 地域で発生する救急疾患の初期対応ができ、高次救急機関への転送の判断ができる
- 医師としてのプロフェッショナリズムの自覚をもっている
- どのような医療環境においても,医師として医療を行っている限り,生涯,学習を継続することができる
- 地域包括ケアシステムを理解し、広く地域社会に働きかけることができる
個々の希望に合わせた研修プログラムを用意しています
金沢医科大学 能登北部地域医療研究所では、能登北部地域圏に安定的に医師の定着を図る仕組みとして、特徴ある人材育成システムを構築してきました。当研究所では、その具体策として、総合医・家庭医としての専門医資格を目指す医師(後期臨床研修医や地域医療、開業を目指す医師)を対象として人材育成プログラム(3年間)申請の準備を進めてきましたが、今般、一般社団法人 日本専門医機構から総合診療専門医養成プログラムが認定されました。これにより、地域医療をめざす初期臨床研修修了後の医師が後期臨床研修医として大学や病院に定着することが期待されるだけでなく、他県の総合専門医・家庭専門医を目指す医師が本学に集まることが十分に期待されることになります。
本学は「教育の金沢医科大学」を合言葉に、社会から求められる良医の育成プランを準備して新しい時代の要求に対応しています。能登北部地域医療研究所は、医学部教育や臨床研修指導を大学や病院と一体となって進めて参りますので、“教育の場”“研修の場”として積極的にご活用ください。
研修施設 | 能登北部地域医療研究所&公立穴水総合病院 |
プログラム責任者 | 中橋 毅(能登北部地域医療研究所所長・教授) |
問い合わせ | 金沢医科大学 能登北部地域医療研究所(公立穴水総合病院5階) TEL 0768-52-0655 FAX 0768-52-0658 E-mail : ccm@kanazawa-med.ac.jp |