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へき地・離島医療でへぐら診療所で研修! ― 松村 称研修医・高橋知子研修医が 医療の原点を離島診療所で実体験 ―

20151007sinryousyo01.jpgプライマリケアを重視する初期臨床研修において、へき地・離島医療の現場は、その目標達成のために最も適した現場のひとつです。地域に根ざして医療を行っているへき地・離島医師と患者の関係に学ぶ20151007sinryousyo02.jpgところは多いし、看護師、保健師、介護職員、事務職員などと連携しながらチーム医療を学び、自己の研修が困難な中で、現実的な問題解決能力を持つ指導医のもとで研修ができれば、経験目標の大部分はへき地・離島医療の現場で学ぶことができます。安全管理についても、大病院での部分的な安全管理の研修でなく、小さいながらも施設全体をカバーするような広い視点での安全管理についての研修が期待できます。

 

金沢医科大学能登北部地域医療研究所・公立穴水総合病院の地域医療研修プログラムには、輪島市沖50km離れた離島"へぐら島"にある診療所で体験型研修も含まれています。医師一人で、島民や旅行客の安全・健康・命を守っている 現場をみて、医療の大切さ、チーム医療とは何か、救急トリアージの重要性などを感じてもらうことを目的にしています(研修医の皆さんから良い評価を貰っています)。

 

初期臨床研修におけるへき地・離島医療医師の役割はきわめて大きくい。さらにへき地・離島医療の現場で、指導医が質の高い研修を提供できれば、研修医にとってよい研修になるだけでなく、将来のへき地での医師不足の解消につながるかもしれません。

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