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金沢医科大学医学部4年の伊東亜佐子さん、奥能登在宅医療実習を体験 ~地域医療最前線を実体験~

中橋先生の授業を4年時に受けました。

加賀の出身で、能登へはほとんど行ったことがなく、また地域医療に興味があり、金沢医科大学 能登北部地域医療研究所(公立穴水総合病院の5階)の見学を希望しました。
能登は海と山に囲まれ、自然豊かな地域です。もし私が能登で生まれ育っていたら、高齢になったら、最期は能登で過ごしたいと思うでしょう。
中橋先生の訪問診療に同行させていただき、高齢者の在宅医療の様子、それを支える家族の様子を見させて頂きました。穴水町は想像以上に広く、生活の場、商店、役場や病院が離れています。生活の場を、病院から自宅に移しても、十分な医療を受けられるよう、医師、訪問看護師、ケアマネと多くの方が患者さんを支えていました。一件 一件、訪問し、優しく丁寧に適切な治療をしてくれる中橋先生のような方がいることは、在宅で生活している患者さんと家族にとって、どれだけ安心できることだろうと思いました。
高齢社会の日本で、能登も加賀も例外ではありません。急性期病棟が日本全体で削減される方向で進められていることは新聞史上でも時々見かけることがあることから、在宅医療の重要性が高まるのではと感じています。
今回の地域の現状の一端を見せて頂き、非常に勉強になりました。今後も勉強を続けたいと思います。
突然の実習見学のお願いでしたが、スタッフ一同快く引き受けて頂き、丁寧に説明をして頂きました。もし、実習や研修できる機会があればもう一度、能登北部地域医療研究所で研修をさせて頂きたいと思います。ありがとうございました。

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