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平成29年度 能登北部地域医療研究所の活動について(実績報告) 2017.4.1~2018.3.31

平成29年度 能登北部地域医療研究所の活動について(実績報告) 2017.4.1~2018.3.31
石川県の地域医療再生計画による寄附講座「総合医療学(石川県)」では、能登北部地域医療研究所(公立穴水総合病院5階)を教育研修センターの拠点として位置付け、医学部学生、看護学部学生、初期臨床研修医、後期臨床研修医を積極的に受け入れ、公立穴水総合病院、介護老人保健施設あゆみの里、能登北部医師会、金沢大学、富山大学等と協力し、熱心な指導を行った。地域医療で活躍する総合診療専門医(第19番目の医師専門医資格)を養成するための後期研修プログラム「北陸総合診療コンソーシアム(能登北部地域医療研究所/  金沢医科大学公立穴水総合病院北陸3県連携施設等(37研修病院相互乗入れ))」(201710月一次審査合格)をはじめ、その他サブスペシャリティー養成プログラムとなるキャリアパスを整備し、平成29年度は、金沢医科大学の医学部1学年の早期臨床体験実習、6学年の学外臨床実習のほか、本学病院及び氷見市民病院の研修医,東京大学附属病院,石川県立中央病院,金沢大学附属病院,金沢医療センター,大阪市総合医療センターの研修医,米国バーモント大学・マーサ大学, 独国マグデベルグ大学の医学生等63名が地域医療をここで学んだ(過去最多の人数)。

日本の超高齢社会を支える仕組みである"地域包括ケアシステム"は、全国的に機能し始めており、本システムにおける医療にあっては、出かける医療、いわゆる 在宅医療や訪問診療がカギとなることから、医師・看護師・医学生・看護学生による多職種連携チーム(IPE/Internal Professional Education)による集学的在宅医療研修"あなみず地域医療塾2017"を開催でき、日本が抱える50年先の課題を考える機会となったことは、地域医療を担う医療従事者にとって大変貴重な研修会であった。
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