令和7年度より医局員募集いたします。
興味のある方は気軽にご連絡ください。
詳細は「医局員募集」ページをご参照ください。
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COPDや気管支喘息のKey Drugは吸入薬であり、大変良いお薬が出ています。最近は吸入器自体も多くなりました。これら使い分けにより、個別化医療を行い、患者様にあった適切な吸入治療をお届けしております。
当院では、当院呼吸器医師が中心となり、病棟薬剤師・門前薬局・周辺薬局が協力して吸入評価・吸入指導連携強化に取り組んでいます。
吸入指導連携とは、病院と保険薬局の薬剤師が連携して患者さんの吸入療法の向上を図る取り組みです。当院では、依頼書を吸入シール形式とし、お薬手帳を中心とした運用を行っています。ただ、吸入器ごとに使用方法は異なるため、患者さんや医療者とも正しい吸入方法に戸惑うことがあります。勉強会により吸入指導の大切さを再認識するとともに、医師と薬剤師が連携して患者様の吸入療法を向上させることが目的です。
今年度から私たちは新教授による新体制となりました。
教授指導による新体制の下、吸入指導の継続についても力を入れています。
今年も吸入指導連携についても取り組み、患者さんが安定した生活を送れるように尽力して参りたいと思います。
患者様、関係各位の皆さま今後ともよろしくお願いいたします。
CODPの急性増悪、喘息発作の患者様については、吸入がうまくできていないことが原因の一つと考えられるケースが存在します。特に入院が必要となる症例においては、アドヒアランスが悪く、コントロール不良であることが多く、これらのケースでは、正しい吸入により、病状が安定し、再増悪の予防が期待できます。
入院は、発作の治療のみならず、長期安定を見越した介入が必要です。吸入を見直すいい機会と捉え、継続した吸入指導が必要と考えます。
これまでも入院患者さんの吸入指導は行っておりましたが、入院は入院で外来は外来で、とそれぞれの対応となっていました。アカシアの会の一環として、今年は患者様がなるべく安定した生活が送れるよう、本年は入院から始まる吸入指導強化をテーマに病棟看護師の勉強会を繰り返し行いました。
吸入指導連携は外来での取り組みが中心ですが、こういった病状の悪化による入院のケースは、なお一層吸入指導が重要であると思います。
2024年度、新教授就任に伴い新体制となりました。
皆様に貢献できるよう、尽力してまいりますので、今後とも呼吸器内科をよろしくお願いいたします。
呼吸の事でお困りの際には、いつでも当院にお越しください。
吸入薬は気管支喘息やCOPDのKey Drugとなりますが、正しく吸入しないと十分な治療効果が出ません。
吸えているつもりでも、意外きちんとできないものです。最近になり、吸入指導の重要性が再認識され始めました。
当院では、当院呼吸器内科医師が中心となり、院内薬局・門前薬局・周囲の薬局が協力し、患者様の吸入評価・吸入指導連携を行っています。この会も始まって8年が経過しました。少しずつ浸透してきていると実感しています。
今回は、福家先生をお招きし、吸入指導や吸入治療の重要性についてご講演いただきました。
コロナが5類になりましたが、コロナ感染症がなくなったわけではありません。感染対策に注意したうえで、再度吸入指導の取り組みを強化していきたいと考えています。
患者様・関係各位の皆様、遠いところからお越しいただいた福家先生、今後ともよろしくお願いいたします。
去る2023/06/25に石川県呼吸器ワークショップ、フェローシップが金沢大学主催で開催されました。
肺炎のケースディスカッションや嚥下食体験などを通し、今後の医療を支える研修医の先生・医学生の皆さんと、呼吸器疾患について共に学び、楽しい時間を過ごすことができました。
参加者の皆様・金沢大学の呼吸器内科の先生方、お疲れ様です。
2023年度、新たに2名の新入局員が入ってくれました。
新体制になり、心機一転頑張ります。
山村先生の学位論文「Serum Derivatives of Reactive Oxygen Metabolites are Associated
with Severity of Chronic Obstructive Pulmonary Disease and Affected by
a p53 Gene Polymorphism.(PMID: 35854898)」がInt J Chron Obstruct Pulmon Dis. 誌に採択されました。
COPDは喫煙などによる酸化ストレスで肺胞が破壊されることで生じる病気ですが、酸化ストレス耐性は個人差が大きく、同じ喫煙量でもCOPDを発症しない方もおられます。今回の研究で、アポトーシス誘導遺伝子であるp53遺伝子変異により酸化ストレス感受性が異なり、COPD発症の一因であることがわかりました。
山村先生、採択おめでとうございます。今後もがんばって研究を続けてください。